―小禄のひとびと(敬称略)― vol.02

吉田 えりか
(よしだ えりか)

Webショップのオーナー。

1974年、石垣島に生まれ、高校までの18年間を野生児としてで過ごす。

1997年、大学を卒業後に航空会社に入社し、スチュワーデスとして空を飛び回っていたが…

1998年、乗務中の事故により腰椎を骨折し、3ヶ月間の入院生活を経て、その後もリハビリのため通院。

2000年、退職後「スッチーの入院日記」(発行:文芸社/1200円)を出版。

 過酷な入院生活、治療にも耐えながら、いろんな人と出会い、いろんなことが起こり、そして自分が本当にやりたい事が何なのかを考えて行く。

 政界から小泉純一郎氏、角界から一ノ矢充氏、芸能界からやくみつる氏、野球界からは緒方孝市氏など、多くの有名人も本書に登場!

 著者の描いたイラスト入りの、ちょっと笑える明るい入院日記です。是非ご覧ください。


近況は…

・小禄在住にて、Webショップ“南の島のTシャツ屋さん”「いか屋」を運営中。


新聞記事より…

1998年11月15日(日)琉球新報朝刊より

ニアミス5人重軽傷/宮古発JTA機/回避し機体揺れる/伊豆・新島上空

 日本トランスオーシャン航空(JTA、本社・那覇市山下町)に入った連絡によると、14日午後6時55分、28人の乗客を乗せた宮古発羽田行き22便ボーイング737(宇井憲司機長ら乗員5人)が、午後8時45分ごろ、伊豆諸島新島の上空8700メートルで、ニアミスのため衝突を避けようと約240メートル降下させたところ、機体が大きく揺れ、乗客3人と客室乗務員2人の5人がけがをした。

 けが人は全員女性。JAT機は同日午後9時24分ごろ羽田空港に着陸、けが人を近くの病院に運んだ。

 JTAによると、宇井機長から入った連絡では、同時刻ごろ飛行機らしき物体が近づくのを感じ、衝突を避けるため約240メートル機体を降下させたという。

 東京消防庁広報によると、けがしたのは24歳4人、28歳1人で、大田区内の池上総合第二病院と高野病院に運ばれた。乗客の一人が頸椎(けいつい)骨折、客室乗務員の一人が腰椎(ようつい)骨折のけがをしている、という。

 同庁広報によるとけがした客室乗務員は吉田えりかさん(24)と吉田歌子さん(28)、乗客はツルタ・カヨさん(24)、ミウラ・ユキコさん(24)、ムラカミ・サトミさん(24)で個々の氏名の漢字や出身地は分かっていない。


1998年11月16日(月)沖縄タイムス朝刊より

運輸省の原因調査始まる/自衛隊や在日米軍にも照会/JTA機空中回避

 伊豆諸島の新島上空で14日夜、宮古島から羽田に向かっていた日本トランスオーシャン航空(JTA)機が、急降下し乗客ら5人が重軽傷を負った事故で、運輸省航空事故調査委員会は15日、羽田空港に調査官2人を派遣、機長らからの事情聴取や機体状況の点検など、原因究明に向け調査を始めた。

 調委はJTA機が他機と異常接近した可能性もあるとして、運輸省航空局と連携して周辺空域の飛行状況を調べるほか、自衛隊や在日米軍にも照会する。しかし、レーダー監視していた管制官は当時、JTA機に接近した航空機は確認していないという。16日からは操縦室音声記録装置(CVR)や飛行記録装置(DFDR)を解析。客室乗務員や乗客らからも事情を聴き、なぜ機体が大きく揺れたのかを中心に調べを進める。

常務らが上京 事実調査と見舞い

 日本トランスオーシャン航空(JTA)では、大庫徳夫常務ら役員、管理職社員が15日、乗員から事実関係を聞いたり、けがをした乗客への見舞いのため上京した。

 同社はこの日午前零時半、事故対策本部(本部長・巌祥夫社長)を設置。総務課の社員らが関係機関との連絡に追われた。同社によると、事故でけがをしたのは客室乗務員の吉田歌子さん(28)、吉田えりかさん(24)、乗客は三浦由紀子さん(24)、村上智美さん(24)、鶴田佳世さん(24)の5人。

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2001.05.12