1974(昭和49)年3月2日 小禄不発弾爆発事故 ポカポカ陽気の「ヒナ節句」前日の正午 那覇市小禄で不発弾が爆発し、家屋や車両を破壊する大惨事。 聖マタイ幼稚園横の雨水管敷設工事でクレーンを使ってパイルを 打ち込んでいたところ、旧日本軍が埋めた改造地雷とみられる 不発弾が爆発し、作業員3人と女児1人が死亡し、34人が重軽傷を負った。 住害98棟(全壊14棟、半壊32棟、一部破損52棟)非住家19棟、車両破損70台 その他公共施設、物件等の被害を受けた。 日本領土で唯一の戦場となった沖縄の”戦争後遺症”を改めて認識させる 衝撃的な事故として、県民の脳裏に焼きつけられた。